Visits: 67916

技術士とは

プロの技術者を認定する国家資格です。
技術士会のホームページから技術士制度についての説明を引用します。

技術士制度は、 「科学技術に関する技術的専門知識と高等の応用能力及び豊富な実務経験を有し、 公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者の育成」 を図るための国による資格認定制度(文部科学省所管)です。

技術士とは、「豊富な実務経験、技術的専門知識及び高度の応用能力を有するとして、国家から認定を受けた高級技術者」ということになります。

1957年に技術士制度が発足して以来、2014年3月末現在、技術士登録者数の合計は約8万名です。2013年度の試験申し込みは3万1千人、合格者は3千8百人でした。
試験は、大学のエンジニアリング課程(工学、農学、理学等) 程度の学識と技術士法が定める次の規定の遵守についての適性を試験する第一次試験と面接試験を含めた第二次試験が実施されます。
1.信用失墜行為の禁止〔法第44条〕
2.技術士等の秘密保持義務〔法第45条〕
3.技術士等の公益確保の責務〔法第45条の2 〕
4.技術士の名称表示の場合の義務〔法第46条〕

第二次試験は、技術士となるのに必要な技術部門についての専門的学識及び高等の専門的応用能力を有するか否かを判定することとされています。〔技術士法第6 条第1 項〕
つまり、技術士になるためには、21の技術部門の中から選択する1技術部門について、高等の専門的応用能力、即ち、幅広い知識と高等な専門技術の豊富な経験による総合的な判断能力を確認されることになります。

専門分野

これまで、企業に所属する技術士として研究開発やコンサルテーションに従事してきましたが、2013年に独立し、横浜市金沢区に技術士事務所を開設しました。

専門は情報工学部門です。

標準化活動では、2000年からXBRLインターナショナルの国際会議に参加し、XBRL Japanの設立メンバーとして活動しました。世界に先駆けて、会計の明細データを記述するXBRL GLの重要性に注目し、異なる会計ソフトを使っている海外の支社なども含めて情報を統合管理するシステムを構築しました。XBRL GLの作業部会長として、海外の会員とも議論を重ね、現在のXBRL GLタクソノミを制定したのもその頃です。
また、XBRL Japanを代表してXBRLインターナショナルに参加するなど、国際標準か活動を行ってきました。会計監査のISO、ISO/TC 295 Audit data servicesには、2016年からJISC日本代表として参加しています。
システムインテグレータ企業では、業務システム構築やパッケージソフトの企画開発を行ってきました。

自己紹介は、こちらのページをご覧ください。技術士試験では、当時ようやく実用化されたワークステーション上でリレーショナルデータベースを活用した生産管理、在庫管理システムを構築。製造指図と製造実績のトレーサビリティ実現のために工夫したマスターテーブル構造について考案した内容を中心に論文を作成しました。

コンサルティング

  • 標準データ(会計明細データのXBRL GLを始めとして会計監査の明細データISO 21378 Audit data collectionなど)を活用したデータ統合システムについてのコンサルテーション
  • インターネットやクラウドを活用したシステムの企画立案から構築管理までのライフサイクル全般にわたるコンサルテーション
  • 製造業を中心としたデジタル・トランスフォーメーション(DX)への対応支援
  • メディア・コンテンツの高度な活用やアーカイブシステムについてのコンサルテーション

連絡はこちらからお願いします。