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JP PINT 0.9.3 の先頭ページにある[Download resources]ボタンでダウンロードできる圧縮ファイルは、デジタルインボイスのXML文書の例をいくつか含んでいます。
そのなかのひとつ Japan PINT-Invoice UBL Example2-TaxAcctCur.xml では、支払に使用したカードの発行会社の名前を
/ubl:Invoice/cac:PaymentMeans/cac:CardAccount/cbc:NetworkID
記載しています。

cbc:NetworkIDに対応するBusiness Termは、定義されていませんが、Syntax bindingでは、PAYMENT INSTRUCTIONの構成要素として一覧表示されており、Syntax cardinalityが 1..1と表示されています。

Syntax bindingの表を詳細に確認しないと見落としてしまいます。
cbc:NetworkIDをクリックしてその定義内容を確認すると、

UBLでは必須項目であり、この項目に対応するBusiness Termは無いが、値として NA を指定すること。と説明されています。

カード番号は、その一部の4 ~ 6桁しか記載しないこととされているので、NAではどの会社のカードかわかりません。
C4で後続の自動処理につなげようとすると、カード発行会社の名前がわからないと困るのではないでしょうか。